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解体業者との間に起こりやすいトラブルと対策
解体工事では、解体業者や近隣の住人とのトラブルが起こることもあります。出来る限りトラブルなく解体工事を完了したいことでしょう。ここでは、解体工事で起こりえるトラブルと解決方法について紹介します。
トラブルで依頼主が
責任を問われるケース
施工の責任は、基本的に解体業者です。しかし、過去には、依頼主も責任を問われたケースがあります。
依頼主が責任を問われるのは、トラブルの訴えがあったり、トラブルを予見できたり、建築家など専門知識があったりしたのに何もしなかったケース。近隣へのトラブルのほとんどは解体業者にあるとはいえ、トラブルのない業者を選ぶことが大切です。
騒音トラブル
近隣トラブルで一番多いのは、騒音です。解体作業は、どうしても大きな音が出てしまうので、施工前のあいさつを丁寧におこないましょう。防音シートなどで騒音軽減に配慮してくれる業者を選びたいです。
隣の家に傷がつく
本来あってはいけないことですが、隣の家が近いと、作業中に重機が当たって壁に傷がついたり、解体の振動でヒビが入ったりするトラブルがあります。被害が発生すると、損害賠償請求に発展するでしょう。丁寧に作業することも大切ですが、土地の揺れやすさなどリスクをしっかり調査できるスキルも大切です。
追加料金を請求される
解体業者とのトラブルでは、後から追加料金を請求されるケースがあります。相場と比較して安すぎる見積もりを出された場合は、契約後に追加料金を請求される可能性がないか確認したいです。
中には悪徳業者もいるので、見積もりが安いからといって飛びつかないようにしてください。現地調査をしてくれる業者を選ぶと、見積額から大きく相違が生じず安心です。
態度が悪い
作業員の態度が悪くてトラブルに発展するケースも。近隣の人からもクレームにつながる可能性もあります。契約前に、従業員のマナーを見極めるといいでしょう。
養生がずさん
施工前には必ず養生をしますが、これがずさんだと近隣トラブルになります。解体作業に伴うほこりや粉じんが飛散するので、かなりの迷惑です。丁寧な作業をしてくれる業者を選ぶようにしましょう。
工期の遅れ
天候での多少の遅れは仕方ありませんが、遅れる場合はきちんと連絡くれる業者だと安心です。ルーズで遅れるような業者とは契約しないように、契約前のやりとりで判断すると良いでしょう。
整地ができてない
解体後の整地が雑で凸凹していると、次に建てるとき影響があるので、整地をやり直す必要があります。解体と整地はセット。解体作業完了後は、一度現地へ行って状態を確認すると安心です。
対応が丁寧な業者を選ぼう
トラブルを回避するためには、近隣への配慮がしっかりしていて、丁寧な仕事をしてくれる業者を選びましょう。見積もりからの対応で少しでも違和感を持った業者には注意してください。
解体工事業者3選
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翔榮木造家屋の参考価格
50,000円~/1坪
創業 43年
解体工事業 登録番号 千葉県知事(登-29)第1457号
産業廃棄物収集運搬業 許可番号 千葉県 第01200197071号
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村上建設木造家屋の参考価格
71,000円~/1坪
創業 33年
解体工事業 登録番号 千葉県知事許可(特-27)第30325号
産業廃棄物収集運搬許可書 千葉県 第01200182287号
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若葉工業木造家屋の参考価格
公式サイトに記載なし
創業 12年
解体工事業 登録番号 千葉県知事(般-29)第47089号
産業廃棄物収集運搬業許可証 千葉県 第01200161794号
※比較表のデータは公式サイトの情報を元に記載されております。(2020年7月調査時点)
※参考価格は26.5坪の価格となります。
※参照元:「千葉県 建築着工状況 年別推移」情報(URL:https://www.pref.chiba.lg.jp/kenchiku/press/2019/documents/siryou1-2019.pdf)を元に選定した住宅の坪数の参考価格
※選定基準について:千葉で体工事業・産業廃棄物運搬業の許認可を持っている業者の中で、全ての作業を自社で行う創業年数の長いおすすめ3社を比較。