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解体工事の流れ

解体工事は、いきなり建物を壊すわけではなく、安全に解体するための手順があります。ほとんど解体業者が対応してくれますが、流れを知っておくことで安心できるでしょう。

ここでは、解体工事の手順を紹介します。

見積もり

解体工事は、見積もりからスタートします。できるだけ、複数の会社に見積もりを依頼すると良いでしょう。

電話やメールで見積もりを教えてくれる業者もありますが、実際に見てみないと分からないこともあるので、追加料金を避けるためにも、現地調査をしてもらう方が適正な見積もりを提示してもらえます。

請負契約

見積もり額や工事内容、対応などに納得した会社と解体工事の請負契約をおこないます。解体工事は高額な取引です。本当に信頼できる業者を選んでください。

解体工事前の届け出

解体するときは、建設リサイクル法の申請や道路使用の申請が必要です。解体業者が代行してくれるので、依頼者が動くことはありません。念のため、届け出を代行してくれるのかを契約前に確認しておきたいです。

近所へのあいさつ

解体は、近隣への影響が少なからずあります。工事着手前に、必ずあいさつを入れておくのがマナーです。

近所へのあいさつの際は、何かトラブルがあった場合の連絡先として、解体業者の連絡先も伝えておきます。近隣へのあいさつに同行してくれる業者に依頼すると安心です。

養生

解体作業は、ほこりや粉じんが飛ぶので、施工前に養生シートでしっかりと養生します。厚手のシートで覆うことで、工事の騒音を減らせるのもメリットです。高所での作業がある場合は、足場も組みます。

工作物・内装解体

解体作業は、いきなり建物の解体をするのではなく、工作物・内装から撤去します。畳やサッシ、建具などです。一般的に、手作業で1日~2日かけておこないます。

解体工事

内装が終わると、建物の解体に取り掛かります。重機を使用して取り壊していくメインの作業です。上から下に順番に施工していきます。ほこりが飛散しやすいので、水をまきながらおこなうことも多いです。

廃材撤去

解体で発生した廃材を分別して撤去します。トラックに積んで、産業廃棄物の処理場に移動。「廃棄物処理法」を遵守して廃棄する必要があり、マニフェスト伝票が発行されます。くれぐれも不法投棄するような業者に依頼しないように気を付けてください。

地中確認

今後の土地活用のために、地中に埋まっているものがないか確認します。埋まっているままで売却した場合に、撤去費用を請求されることもあるので、何かあれば、撤去するべきかどうか解体業者と相談してください。

整地

解体作業後は、土地が凸凹になっているので、整地して作業完了です。最後にゴミなどを掃除します。

建物滅失届の提出

建物の解体後は、建物滅失登記をおこないます。法務局で手続きしてください。

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※比較表のデータは公式サイトの情報を元に記載されております。(2020年7月調査時点)
※参考価格は26.5坪の価格となります。
※参照元:「千葉県 建築着工状況 年別推移」情報(URL:https://www.pref.chiba.lg.jp/kenchiku/press/2019/documents/siryou1-2019.pdf)を元に選定した住宅の坪数の参考価格
※選定基準について:千葉で体工事業・産業廃棄物運搬業の許認可を持っている業者の中で、全ての作業を自社で行う創業年数の長いおすすめ3社を比較。